ガングリオンについて

手首に違和感を感じ、しこりが出てきたなら。

症状:動く関節の近くに米粒大からあめ玉くらいのしこりができます。痛みがない場合もありますが、徐々に痛みやしびれを感じることもあります。体のどこにでもおこりますが、手の甲にできることが多いです。赤くなったり熱を持ったりすることはありません。ガングリオンはゼリー状の固まりで、皮膚とくっついていないので、さわるとつるつると滑ります。

原因:関節や腱鞘(腱のひも)を包む袋の一部がふくれあがって、関節をスムーズに動かすゼリー状の潤滑油がその袋に溜まってできたものです。原因は不明ですが、若い女性に多い印象です。

ガングリオン1
ガングリオン2

症状:しびれ、痛み、筋肉がやせてくる

治療:ガングリオンと診断できたなら、症状がなければ治療の必要はございません。いつの間にか消えることもありますので、ご安心を。ただ、大きくなりすぎて、美容的に気になるときは、注射で吸引できます。

痛みやしびれがある場合は、悪化する場合があるので、注射器で抜くか、手術で袋ごとに取り除きます。まず、注射器で抜くことが多いです。手術の場合は、すぐ簡単に袋を取ることができないので、麻酔科のある手術できる病院をご紹介します。

ガングリオンは良性疾患ですが、再発することもあります。原因がわからないので、予防や薬などはありません。

ガングリオン3

ガングリオンはつぶせる?

皮膚にできるニキビのように簡単にはつぶせません。病院では超音波検査(エコー)でその場で診断し、治療のために針を刺して中身を吸引できます。吸引した物が、ゼリー状のものであれば、良性疾患のガングリオンと確定診断できます。

院長からの一言

ガングリオンは、名前に「がん」とついておりますが、癌ではありません。ガングリオンは癌になることはありませんが、念のため病院で診断だけはしておいた方が良いです。

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